痛みの根本原因は幼少期に経験した精神的動揺を伴う価値判断です。
この幼少期の経験が誤った自己イメージを形成しその後の人生に大きな影響を与えます。
少し長くなりますが心と体の痛みの原因を語る上で大切な概念となるので最後もまで読んでいただけたら嬉しく思います。
幼少期に経験した精神的動揺を伴う価値判断とはどうゆことなのか具体例を記します。
例:Yさん(女性)5歳の時の経験
彼女の母親は外で働いていて、彼女はいつも5時のバスで帰ることになっていました。
Yさんはいつものように祖父母の家の階段に座って母を待っていた。
母がバスから降りてくるのを見たYさんは、母が私を抱き上げてくれるのを期待しながら彼女の方に勢いよくかけて行きました。
しかし当然のことながら母親はYさんががそんなふうに期待していることを知りません。
彼女はYさんを喜ばせようと思い、財布から50円玉を出してYさんにに渡しました。
Yさんはそれを受け取り、近くの雑貨屋さんでポテトチップを買いました
この時Yさんの心ではどんなことが起きたか
Yさんが本当に欲しかったのは母親に抱き上げてもらうことでした。
しかし期待通りにはならず彼女は失望してしまいます。代わりに50円もらいましたが、納得出来ません。
その時Yさんは「お金=愛ではない」と判断しました。
Yさんは孤独と悲しみのを慰めるために雑貨屋さんでポテトチップを買い食べました。
その後Yさんは孤独で悲しいと感じるたびにポテトチップを食べるようになりました。
※Yさんが感じた孤独と悲しみが精神的動揺、「お金=愛ではない」が価値判断となります。
それから数年後、クリスマス関わる事件が起きました。
24日の晩に母は外泊する必要があったので23日に私にプレゼントをくれました。
でも彼女はプレゼントをくれるかどうかよりも、とにかく母が家にいてくれることを望んでいたのです。
彼女ははまたしても失望しました。
そしてその時「お金=愛ではない」が「物質=愛ではない」に拡大しました。
その後、成人したYさんは結婚しました
Yさんの夫が彼女を幸福にしようとして、彼女が欲しがっていた物すべて彼女にプレゼントしてくれたことがありました。
しかし、それらの物を買うために、彼は長時間働かなければならなかったのです。
その結果彼は家にいる時間があまりありませんでした。でも彼女が本当に望んでいたのは彼がそばにいてくれること。
つまり、夫が彼女を愛してくれていると感じるためには彼が彼女のそばにいてくれる必要があったのです。
だから夫が彼女を愛しているしるしに物をたくさんくれたにもかかわらず「物質=愛ではない」という等式を信じていた彼女は、
夫が自分を愛しているとは、とても思えなくなってしまいました。
この例の中では「悪い人」はいません。
Yさんの母親も夫もYさんを愛していました。
Yさんを苦しめている根本は5歳の時に経験した精神的な動揺とそれに伴う「お金=愛ではない」という自分自身の価値判断です。
その後、その時経験した孤独と悲しみ伴う似たような状況をクリスマスの時に経験し「物質=愛ではない」に解釈を拡大しました。
この様に形成された価値判断の積み重ねがネガティブな自己イメージや
●●しなければならない、●●すべきなどの思い込みをつくり
あなたの人生を左右します。
これを解決する方法は原因となった出来事を思い出し状況を書き直すことです。
幼少期の特定のの出来事を思い出すのは個人レヴェルではかなり難しいことですが、
元気回復堂のオリジナル心理療法「オンサ心理療法」なら難なく解決できます。
問題なのは3歳以下の言語能力のないときに起きた精神的な動揺を伴う出来事です。
この時期に起きた出来事は言語能力がないため通常は「記憶」としてのこりません。
この様な場合は体の部分的な硬直となってその痕跡をとどめます。痕跡が残る主な部位は首や肩と腰回りの筋肉です。
元気回復堂の「ストレス解消ヒーリング整体」は感情を開放し骨格を矯正することでこれらの記憶を消去します。